栄養の知識を子どもにも
子どもには栄養が重要なことは皆さんが知っていると思います。
また、スポーツ愛好家にも栄養が必要なことは皆さんが知っていると思います。
しかし、未だに「腹持ちのいいものを食べさせておく」という考えの親御さんが多くいます。
スポーツをするということは、活動量が増え、エネルギーが使われてしまう。というとこです。そのため、スポーツをする子どもには、ちゃんとしたものを必要以上に与えてあげる必要があります。
また、いくらお母さんが毎食きちんと食事を出していたとしても、部活の前後にお腹が空いたからとカップラーメンや菓子パンを食べていたらどうでしょうか?
自分の体を使っているものは、自分が選んで食べたもの、飲んだものという認識を子どもにも持たせ、「お腹が空くから食べる」のではなく、「身体を作るために食べる」というように変えていきましょう。
9:適切な教育 for coach
もちろん教育者、コーチも継続して勉強していく必要があります。
幸い?全国に健康・スポーツ・教育を歌ったような認定組織はごまんとありますし、
最近では大学でも教育をしています。
どんな形であれ、スポーツ医学は日々進化・変化していっているので、新しい情報を吸収し、子どもに還元していくべきだと思います。
8:体系的なトレーニングと個別化
もちろん能力ごとに種目を分けるという目的もあります。
しかし、相手は子どもです。
自分の「特別」なプログラムがいいし、
ステップアップしていきゴールが見えるとなお良いです。
そのため、「いまはこの練習。来週はこう、来月にはこうなっているよ」というものを事前に表にして出し、それを子どもに能動的に行わせることが大事です。
目標が見えると、モチベーションも変わってきます
7:モニタリングや評価ツールの利用
子どもの身体能力を評価するために、ツールを利用することは多いと思います。
特に、行っているスポーツに関係のあるツールを利用することでしょう。
サッカーだったら、
持久力、瞬発力、ジャンプ力、、バランス能力、判断力 などでしょうか?
これは、チーム内での個々人の能力を把握するためだけでなく、
子どもに対してもメリットがあります。
それは、全世界共通のランキングがわかるので、「井の中の蛙」になることを防げるのです。
「お前はチーム内ではトップだけど、世界から見ると平均的なんだぞ」
などと知識として入れてあげると、怠惰になったり、有頂天になることを避けることができます。
また、自分が世界的に、平均的にどのレベルのプレーヤーなのかを把握することができます。
なかなか自分の能力を客観視することは難しいので、重要な機会だと考えています。
6:多種多用なプログラム
これも子どもに自主性をもって、トレーニングをさせるために必要なことです。
どうしても子どもは「飽きやすい」です。
そのため、同じ目的のプログラムでも何種類か作り、
「子どもに選ばせる」ということをします。
すると、自分で選んだプログラムなので、
自主的に、意欲的にトレーニングに励むようになります。
なるべくバラエティに富んだ、飽きのこないプログラムを考えてあげましょう
5:怪我・コンディショニングの知識
これも子供に対する要求です。
最近はだいぶ減った感じがしますが、
「怪我をしても練習しろ!1日休むと取り戻すのに3日かかるぞ!!」
と言っていたコーチが昔はたくさんいました。
いまは、怪我をしたらまずしっかり治す
負荷の強い練習の翌日は軽い負荷で行ったり、他部位を行う。
ということが常識になっています。
必要な休息などしっかりと子どもに認識させ、自分でコンディションを整えていく癖をつけさせるようにしましょう
4:フィジカル・リテラシー
子供自身に、スポーツ・身体機能に対する理解度を高める必要があります。
極端な話かもしれませんが、
「頭脳や才能の良し悪しは、出発点に多少の影響を与えるにすぎない」
と言っている著名なトレーナーさんもいます。
どういうことかというと、子供のパフォーマンスは、生まれ持ったものよりかは、そこから子供がどう考え、どう行動していくかによる。ということです。
しっかりとした教育を子供へできるようにする必要があるでしょう。