子供のスポーツ能力を伸ばすために、怪我をさせないために

子供の運動機能を高めるため知識を共有するためのものです。トレーナーとしての知識を親御さんと共有することで、健やかな子供の成長を願います

魚か肉か

「タンパク質」として、何をとるか?ということは重要です。

肉がいいのか?魚がいいのか?

同じ哺乳類で、タンパク質のアミノ酸組成が近いという理由で肉の方がよいという考え方もあります。しかし、今日は「脂」の要因からも検討してみましょう。

 

肉や乳製品の脂質は過剰摂取すると、インスリン抵抗性や悪玉コレステロール動脈硬化のリスクが増加することが明らかになっています(飽和脂肪酸)。いっぽうで、魚油はそれらの反対の効果があり、「良質なあぶら」と言ってよいかと思います(ω3系多価不飽和脂肪酸)。しかも、アスタキサンチン(サーモン・エビ・カニに多く含まれる)が強い抗酸化作用も発揮します。

 

また、おそらくではありますが、島国である日本の風土にもあった食べ物ですので、我々日本人には適した食材です。

 

魚は値段が高いこともあるせいか、「肉」を食べる機会の方が多いかと思います。新鮮な魚を選べる場合は、積極的に魚を食べていきましょう。