骨の成長の左右差
子どもはどんどん身長が伸びていきます。
それは、骨の端っこのほうにある「骨端線」という部位が伸びていくからです。
急激な成長は2回あり
1:出生後から3歳頃まで(第1次成長期)
2:思春期(第2次成長期)
があります。
これが縦方向への成長です(骨が伸びていく)。
また、横方向への成長もあります(骨が太くなる)。
それは、骨を覆っている「骨膜」と言われる部位で生じます。
その「縦」「横」方向に生じる骨の成長ですが、
刺激が加わったほうが成長は激しいようです。
小さい頃からスポーツをやっていると、同じ動作を繰り返すことになります。
サッカーなどではそれほどでもないのですが、
野球のピッチャー、テニスなどでは同じ動作を多く繰り返します。
すると、その刺激に応じて骨の成長も早くなるので、
ピッチャーは利き足が長くなる、テニスは利き手が太くなる
ということが見られるようです。
ただでさえ、over use(使いすぎ・過用)による問題が生じやすいので、
できるだけ左右バランスよく使えるようにしたいものですね