炭水化物(糖質➕食物繊維)の糖質の話
最近では、「炭水化物」としてでなく
「糖質」「食物繊維」とわけて話をすることが多くなっております。
「糖質制限」といろいろと話題ですが、「糖質」はエネルギー源として欠かせないものです。確かに、現代人は糖質が過剰と言われています。
糖質は体内の肝臓と筋肉に貯蔵され、
肝臓のグリコーゲンは血糖値の上昇に、筋肉のグリコーゲンはエネルギーとして使われます。
一概に糖質といっても、いろいろな種類があり、吸収する速度が異なります。
吸収する速度はグリセミック指数(GI)で表されます。
なぜこれが重要か?というと、血中のブドウ糖濃度(血糖値)は急激な変化はなるべく避けたほうが良いようです。
急激に血糖値が上がる → インスリン分泌し、血糖値下げる →アドレナリンが分泌し血糖値を上げる
ということがジェットコースターのように行われます。
このアドレナリンが、交感神経を興奮させる状態とするので、自律神経のバランスが崩れ、不眠症やイライラの原因となってしまいます。
糖質は必要なものなので、できるだけ急激な上昇を避けるようにとることが必要です。
*グリセミック指数が高いものだけでなく、低いものを組み合わせる